テレビゲームのソムリエになりたい - yzxのつぶやき -43ページ目

某アジアでのオンラインゲームの位置づけ

日本のオンラインゲーマーと中国・韓国でのオンラインゲーマーというのはプレイスタイルが違っている。

そのため、そこにあるオンラインゲームの意味も違うものである。


日本のゲーマーは他の人の動きを見たり、他人とパーティーを組んだり、他の人から連絡がある(チャット)ことを前提に楽しんでいる。

基本的に他人がいてこそのオンラインゲームであって、

一人だけで遊ぶパーソナルプレイヤーは全体の2割程度だそうだ。


逆に中国と韓国でのオンラインゲーマーは自分が人より強くある事を望み、

ただひたすらストイックにオンラインゲームに興じるという。

パーソナルプレイヤーは約7~8割というのだから、人との繋がりが薄いと言える。

だからPKが盛り上がってあって当然のお国柄である。


さて、その二ヶ国は『オンラインゲームが進んでいる』と言われるが、

結局の所、その大半はパーソナルプレイヤーであり、

PKといのは日本のゲームセンターの対戦モノと対してかわらない位置づけにある。

その二ヶ国ではゲームセンターの変わりにPC房といわれるネットカフェで遊びに興じるというワケだ。


ただ、ネットカフェというのはゲームセンターと違ってビジネスマンにとって使える場所なので、

日本のニュースでは『よく人が入っていて盛り上がっているなぁ』という映像が流されるが、

それも至って普通に当たり前の事である。


今、日本ではオンラインゲームが少しずつそのシェアを増やしているワケだが、

よくよく考えれば、メーカーが魅力あるタイトルを供給しているからであってコレといって、

家庭用ゲームが危機感を抱く事ではない。

スタンドアローンとして魅力あるゲームを生み出せばいいだけの話である。

任天堂はその最前線にいると言えよう。


さて、問題はその二ヶ国。

何せ著作権に関して取り締まる法がほとんどなかった。

だから、スタンドアローンのゲームを販売しても、すぐにコピーが出回り市場の縮小を早めていた。

それは、家庭用ゲーム市場が育つための下地がなかったワケで社会整備の遅れである。

そういうコピー問題を解決するために生み出されたのがオンラインゲームなワケだ。


『オンラインゲームが進んでいる』というのは実際の所、それ以外に手段がなかったのである。

日本はオンラインゲームが遅れていると言われるが、

それは家庭用ゲームという市場がかの国と比較した時、

比べ物にならないほど健全な市場であったからで、むしろこれは誇れるべき事である。


さて、中国、韓国のオンラインゲームの発展というのはネットカフェなくして言えないのではあるが、

ネットカフェをゲームセンターとして見立てた時、

彼らの遊ぶオンラインゲームは


日本の

『WCCF』 『MJ』 『三国志対戦』

といったあたりに位置づけされるゲームとして見るべきなのである。


今、その二ヶ国ではネットゲームのやりすぎで死んだという奴がちらほら見える。

ネットのニュースを探してもらえれば分かるだろう。

日本のゲーマーとしてはいくらなんでも死ぬ事はないだろうと思うが、

自己顕示欲の強い人種なので死んでも不思議はない。そもそも死の価値が日本と違う。


そんなニュースを日本で例えるなら、

『ワールドクラブチャンピオンシップフットボールのやり過ぎで破産した~』

として見れば、日本のゲーマーにも実感が少し沸くのではないだろうか。

金八先生の廉価版

とりあえず、昨日分の記事の補足


そして、コチラのニュース

3年B組金八先生 伝説の教壇に立て! 』がシナリオを2本追加して廉価版で登場。


このソフトは名作と評されているが、販売本数で言えばそれほど売れたゲームではない。

言ってしまえば報われないゲームだ。

かのファミ通の浜村氏も雑誌のコラムでその事を嘆いていた(が、その記事は『そこには大きな問題があった』で続くように見せかけて、次の記事では何も語られず闇に葬られている)。


しかしながら、言わせてもらいたい事がある。

どんなゲームか想像した時、それを『やりたい?』『やりたくない?』と聞かれた場合。私なら、


やりたくない


と即答する。

いかにゲームの出来がよくてもそのゲームに魅力を感じられないからだ。

ゲームシステムも既存のアドベンチャーとは違うというのは分かるが、

いかんせん、過去に発売した『街』の域を出る事はない。


このゲームが好きな人には言っちゃ悪いが、

『金八』『キャラ絵』に魅力を感じれない私にはどうでもいい領域である。


また、忙しい今の自分に、スローテンポを思わせるこのゲームは到底手を出せないゲームだ。

決してやりたくないワケではないが、今やることはないゲームである。

ここのゲームの横にバルドフォースが置かれていれば私は間違いなくそっちを手に取るだろう。


また、追加された2本のシナリオは魅力的だが、それなら最初からそうして欲しい。


特に一番最初に買った人がそのゲーム以上に報われないではないか!


しかしながら、これもメーカーが生き残るための手段と思えばなんとも空しい事かと。

しかもセブンイレブンで先行販売だそうで…

セブンイレブンなら各地にあるから大丈夫とお思いですかね?

ゲームを買う人は相変わらずゲームショップに買いに来る人が多いって事とか忘れてません?


そもそも、このゲームは中古市場があるから売れなかったとかいうゲームじゃなくてですね、

ゲームの出来が良かったとしても、


多くのユーザーにとって必要のなかったゲームなんですよ!


こうして廉価版が発売されるのは仕方なしとしても追加2本のシナリオが一番最初に買った人を裏切っているなと。

ソニーの苦労はなかなかのもの

まずコチラコチラ


これもソニーが世界企業であるが故の苦労というものだろう。

特に米国と英国では言語が一緒なのだから、同一で発売する事が一番望ましい事ではあった。

しかしながら、こういった事が起きている根底にはやはり準備不足とリサーチが不足していた事が否めない。


準備不足とは在庫の不足。


リサーチの不足は定価を安くしすぎた事。


そもそも英国でのPSPは日本円で35000円ぐらいだそうで、

その価格で売れるのだから元来の定価もそのあたりがふさわしい。

無理して安く売る必要はないという事だ。


安い事はユーザーにとってよい事だが、

買う側からしてみればそれだけの価値があるものとして買っているワケで、

その価値が正当に評価されている額で売るべきである。ムダに市場の混乱を招く必要はないのだ。


これは安い価格を設定したがために輸入代行業者に甘い汁を吸わせたというSCE自身が招いた種である。


もう1つ面白い数字を。

PSPの国内出荷台数は140万台。

もし定価5000円高くてもその台数に大きな変化は正直なかったと思う。

じゃあ5000円高かった場合、

ソニーが本来手にしていた利益には7000000000円…70億円が上乗せされていたことになる。


逆に言ってしまえばリサーチの失敗が70億円の利益を水に捨てたと言える。

ようやく政治がゲームに対して動き始めた

現在発売中のファミ通で、最初の記事あたりで大きく取り上げられているが、

とりあえずコチラ

この記事を見て、『ああ民主党に投票してもいいかな』と思った。

正直、そんな気持ちで政治に参加すればいいのである。でも、実際に私が投票するのは自民党だが。


とりあえず、ようやく政治がTVゲームに対して積極的なアプローチを始めたと言う事だ。

これからこの国を支える産業としての基礎固めに入るわけで実際、全然追いついてもいないが、

政治がゲームに対してのスタートラインに立ったと言う事は喜ばしい。

ファミコンが生まれて22年。これからゲーム商売のルールに政治が積極的に取り組んでくれるワケだ。


以前、中古問題の裁判決着時には

『業界がそれぞれ助け合ってこの問題に努力していくべき』

と裁判長が語られた。裁判の結果は出たが、裁判長はこのままではいけないと言ったのだ。

裁判の結果というのはあくまでも法にのっとったもので、ちゃんとしたルールがなければどうしようもない物だ。

しかしながら、当時の裁判長自身が認めるほどの法整備が遅れていた訳である。


この業界は政治に対してのしがらみがない分、自由な発想が育まれてきたと言える。

そして、各メーカーの自主規制というのは他業界より非常に民主的に進んだものである。

しかし、逆に言えば、それぞれがしっかりしている分これといったリーダーが存在しない組織でもある。

おかげで誰もこの世界をまとめる事ができなかったのだ。


私は、エンターブレインの浜村さんが政治家にでもならなければ、問題は解決できないんじゃないかと思っていたわけだが、民主党の樽井議員がようやくリーダーシップを発揮すべき政治家として現れてくれたワケだ。

今回の会合で家庭用ゲームでは絶対に18禁を作らないというルールが明言されたのは残念だが、

たちまち、拍手を送りたいと思う。


心強いのは、神奈川県のアレに対して『表現の自由を侵害する』と言う事を政治家として言ってくれた事。

やり方がよくないのは皆知っての通りだが、政治家の発言は国の発言にもなるから重みが全然違う。

故に、間違いは自分の首に関わってくるのだが、充分に一連の危険性を答えられたと言う事は、

それだけ神奈川県側の規制の手法がよくないと言う事の証明でもある。


さて、この業界の今後だが政治が入れば間違いなく販売店として厳しくなると思う。

まず、第一にメーカーの作品に対する権利を守る事が一番に叫ばれているからだ。

確かに販売店はメーカーがないとやっていけないのだから当然だ。


ただ、そうなれば当然、中古問題はその矢先に挙げられるだろう。

政治が参加してくる事を考える以上、売上に対する利率でメーカーへの利益還元を『』として徴収される可能性がある。

当然、返品に関する決まりも作られるだろうが、中古の売上が落ちる事を考えれば新品をメインでやっていない販売店は相当厳しくなるだろう。

しかも、『税』を徴収する機関が当然作られるワケで、その運営のための税も徴収されてしまうのだ。


もし、業界で中古売上のメーカー返還利率を作る事ができれば、

決してそれは決して『』にはならず、徴収される額は本来より少なかっただろうなと。

業界として、しっかり問題に取り組む事ができればよかったのだが、

いかんせん、最先端コンピューター技術を用いた業界でありながら、

政治ルールがちゃんとできていない事を理解していながらも、

ルール作成のための政治家を輩出しなかったのがこの業界の未熟な部分だったと言う事か。


はたまた、これは販売店の業界に対する怠慢で起きた事なのかもしれない。

販売ランキングとデュエルマスターズ

まずはファミ通ランキング電撃のランキング から。

(ファミ通の方は電撃より一週間遅れてる)


特にコレといった事はなし。

当店ではドラッグオンドラグーンがコケたと書いたが、本数で言えばそれなりに売れてるワケだし、結局リピートはかける事になった。

ピタッと売れなくなるというワケではなかったので、これはこれでよい訳だがいかんせん前作と売行きを比べると…


ふむ。この中から何かを挙げるとすれば『喧嘩番町』だろう。

同じ発売二週目タイトルのメタルサーガの順位を上回っているのが特筆する部分だ。


他に注目すべきは電撃のコラムにPSPの販売本数が140万台だという事だろう。

その140万台中、昨年12月から今月2月までに出荷した本体がどれくらいの率を占めているのかが気になる。

現在、PSPの本体はどの店でもその売れ行きが芳しくないようで、当店も例外ではない。

ネット環境のあるお客さんには『エミュレーターでファミコン遊べますよ』とそんな事を教えて売る始末。

相変わらず新作ソフトはファミコンソフトにも劣るようで、見るも無残な在庫となっている。

逆に235万台も売っているDSがそれを感じさせないのも、しっかりとゲームという地面に足をつかせているといったとこだろう。


今日はデュエルマスターズ(以下、DM)の…ま、これは他のショップ店員のブログにもあるが。

しかしながら、当店はボックスで買う子供がやや多いのと、

子供のマナーがよいので特に面倒な事はない。

『絶対に定価売りをしない』ポリシーの店なのでDMも例外にもれずやや値引きして売っている。

BOXで買えば更に値引きするのでそんな子か多いのも当然かもしれない。


しかし、子供のマナーについては自分がよくしたという自負もある。正確に言えば当初より非常に良くなっただけだが。


最初は外にゴミをしたり、店内を走り回って他のお客さんに迷惑をかけるような子もいたが、

その都度注意し、ゴミ箱のある場所、当店ではやってはいけない事を常に言ってきた。

子供も大事なお客さんであるが、当店は大人を対象として店作りをしている。

だから、子供にはしっかりと注意してきたのだ。


最初からDMを取り扱わないという方針もあったが、

タカラから発売時には『絶対に次の遊戯王の後釜に座る』と感じていた…もとい、

売れると思ったので正直、販売店としてその魅力に負けたワケですし、

私個人はマジック・ザ・ギャザリングをやっていたので、

それと一緒に取り扱える契機になればと思い発売当初より仕入れていたワケですが。


ま、実際はお金に余裕のない子供が『一番安く買える場所で買いたい』ために言う事を聞いてくれているだけなのかもしれません。

ただ、その後、私も商品知識をそれなりに兼ね備え、

他にお客さんがいない時は子供たちにDMのルール解説や、

シングルカードの価値をじかに教えてたり、


レアカードのサーチを実践して見せたり、


子供にとって頼れるお兄さんになった訳ですけどね。

あと、レアカードサーチの実践は子供のマナー向上に一番役に立ちました。

DMの販売で困るのが、子供たちがどこからか仕入れてきた噂に引っかかって、

無駄なサーチ行為をする事がなくなりました。


もともと、私のサーチは箱を開けた瞬間に分かるのでカードを1つずつ手に取る必要がないですし、

自分のサーチの際に、


『中のカードにキズをつけるようなサーチをした場合は全部買ってもらう』


と口を酸っぱくするぐらい脅しに似たセリフを言ってきましたからね。

張り紙をするという手もありますが、そういうのは他のお客さんが見た時に雰囲気悪くなるでしょうし…。

以来、当店でDMを買う子のマナーは実に良い子ばかりで、特に面倒な事はなかったです。

結局、ゲームを買いに来たお客さんの邪魔にならなければ子供の声は店の雰囲気が明るくなります。


ま、他にお客さんがいなくなったら『お兄さんカード当ててよ~』と言われてますがね。

たちまち、子供達には未だに私のサーチ法が見破れていないのは幸いです。


ついでに、一昨年あたりからそれまでカードを買いに来るだけの子供が、

TVゲームを買う時も彼の家から離れた場所にある当店にわざわざ足を運んでくれています。

しかも、その子一人だけではなく他の子達まで。

こうして、カードゲームもしっかり売れば店員次第でお客さんも来てくれるんだなぁと実感。

誠にありがとうございます。

夏はゲームが豊富ですね。正直困ります

ゲームショップの店員ともなればよくゲームで遊んでいる印象を持たれるが、そんな時間はそんなにない。

当店がヒマすぎたら、そういう事もできるのだろうけど、正直ヒマな店は賃金に対しての売上ロスが多すぎる。

結局、社会人にはそれほど時間はない。学生ともなれば受験があろうが問題ない のだろうけど。

私の学生時代は遊んでばかりでしたからね。


さて、最高気温が更新される日々が続き、いよいよ夏だなぁと。

実は、8月発売のゲームの発注はこの時期だとほとんど済んでいるワケなんですけどね。

販売店的には秋以降のゲームでどんなのが発売されるかが気になりますが。


とりあえず、今夏のPS2の代表的ゲームを挙げてみる。


実況パワフルプロ野球12

第三次スパロボα

ワールドサッカーウイニングイレブン9

機動戦士ガンダムSEEDデスティニー

サモンナイト エクステーゼ

グランディアⅢ

テイルズオブレジェンディア


といったあたりでしょうか。

スバ抜けて売れるのがウイイレとスパロボですね。

そして、テイルズとグランディアはサモンナイトはユーザーが被りまくりなので、

ほぼ間違いなくサモンナイトに食い潰されるでしょう。

微妙に種デスがイヤらしいポジションにいます。


正直、一番いいポジションにいるのはスパロボです。

PS2でインパクトを出した時はアレな感じですが、

第二次α → MX と高評価を出し続け、ようやくPSの『F完結編』並に売れる位置へと戻ってきました。


パワプロとウイイレはすでに毎年の風物詩ですが、

年2回発売されてるおかげでその魅力はかなり薄れてしまいました。

今回は出場選手にコレといった部分も見受けられなく、

システムも完成しきっているゲームという事もあり、

ユーザーに求められている部分は少なく、三国無双4が苦戦したように、

ウイイレは100万本売れるかが勝負になるでしょう。どちらにしろ売れる事には変わりありません。


さて、食い潰される予定のグランディア3とテイルズは発売日的に後者がつらいでしょう。

正直、このブランドの発売が早いのはメーカーの開発力として褒めるべき部分ですが、これではユーザーが疲弊しています。

また、今や社会人ゲーマーになると家庭用のRPGはクリアまでに一ヶ月ぐらいかかったりすのですから。


また積みゲーが増えたよ~


今年の夏もそんなユーザーが結構いそうですね。


微妙に発売日の決まらないこちらのゲーム も気になります。

かつて某穴のユーザーランキング『好きなジャンルは?』で


1位のゲーム 

の絵師さんです。いいですか、『ジャンルは?』と聞かれて


アドベンチャーでもなく、


ギャルゲーでもなく、


ゲームタイトルを答えてしまう程にユーザーを盲目的にさせたゲームです。

かつてのように顔と体のバランスが崩れていることのなくなった絵ではありますが、

未だにこの絵のタッチを再現(マネ)できる方を私は知りません。

この独特のタッチには何とも言えぬ魔力があるような気がします。

すでに発注は2月にすませたゲームなので早く発売日が決まって欲しいです。

PS2の今年上半期を見る(やや早過ぎないか?)

朝からお母さんが多いです。

オタっ気のある店だと、この層のお客さんは足を運んでくれないので厳しいかもしれません。

逆に潤うのがデパート内にあるショップとかでしょうね。


アキバ文化も悪くないですが、アレはすでにオタク18禁の世界を喰い物にしているので世のお母さんにはキツイですしね。


さて、今月もあともう少し。

実際に2005年を迎えてPS2でよく売れた印象にあるゲームというのを販売店的に挙げてみる。


グンツーリスモ4

戦国無双4

パチスロ吉宗

ロマサガミンストレルソング

ワールドサッカーウイニングイレブン8ライブウェアエボリューション


といったタイトルが主だろう。パチスロ吉宗に至っては発売が04年である。

このあたり現実の高校生には受け入れにくい部分があるかもしれない。

オタっ気の強い人には以下のタイトルの方が魅力あるかもしれない。

さて、それと比べてたいして売れなかったソフトとなると以下のようになる。

 

機動戦士ガンダム一年戦争

ワイルドアームズ4

イリスのアトリエ エターナルマナ2

ベルウィックサーガ

半熟英雄4


このタイトル群を見て高校生あたりの今を生きるゲーマーには衝撃的かも。

今や、オタク受けではゲームショップは生きられないのである。

ガンダムについてはそのコケようにも衝撃的なソフトだが、どのタイトルも結局前作の本数を上回れなかったのだ。こういったあたり、PS2ソフトの現環境が限界に近づいているのかもしれない。

本日入荷につき

水曜日は基本的にゲームの入荷日。

当店では入荷即販売なのでいってしまえば今日が発売日。


PS2はジルオールが微妙にやや売れ。まぁこの程度は当たり前。

当たり前で終わってしまうあたり、広告の落とし方が悪いような気がする。

結局の所、メーカーがプロモーションをしているのはゲーム関連ショップと関連雑誌のみだ。


ゲームショップには『ゲームをする人達』が来るので当然だが、昔のようにゲームショップに人がどんどん集まってくる事は今の時代には考えられない。

今やゲームショップに足を運ぶ人はどんどん少なくなっている状況だ。

そもそも、PS・PS2の成長というのは一般受け‥もとい、ライトユーザーの取り込みで育ったハードなのだからそのあたりへの訴求もしなければならないだろう。

一般への訴追というのは難しいものだがSCEが過去に行っていたCM戦略というのがよい例だ。


今、周囲を見回した時、一般的にゲーム関連の広告を見るだろうか?

あったとしても、それはだいたいPSPぐらいではないだろうか?


そんな感じで、実際に発売されているゲームに何があるというのかを知らない方が普通だ。

昔のゲーマーも『今何があるのか』という事を知らないから、ゲームを買わなくなっていると思う。


とりあえず、今日入荷のDSのファミコンウォーズDSがまた地味に長く売れそう。

ムシキングは言うまでもなく今週のトップだろう。やはり子供にウケるゲームは重要だ。

ただ、実際に西日本の当店だと都心の店ほどではない。ムシキングは関東でかなり好調なようである。


しかしながら、滅多に足を運んでくれないお母さん層が来てくれるので少しでも他のゲームにも目が運んでもらえるように『DSトレーニング』を近くに置いといたら結構売れた。

『今、よく売れてます』のポップも貼り付けて置いていたら、地味になくなるものだなぁと。

追加分が明日にもまた入荷するので幸いだ。


とりあえず、ムシキングは子供とオバサン層という事もあって明日の発売日の方がメインになるだろう。

グランディアⅢのキャスティングが決まったそうで

とりあえず、こちらのページから確認

ドラッグオンドラグーン2の事もあったが、スクエニでは普通に声優を使う事はもうないのだろうか。

グンディアはそのゲームを想像した時にそのイメージとは合っていないような気もするが…。


なんせサターンとドリームキャストでその地位を築き上げたゲームだ。

PS2オリジナルのエクストリームは中古の価格を見ればその胡散臭さは理解できるだろうと思う。


もしや俳優を使った方が今はコスト的にも安いのだろうか?


個人的に『萩野崇』がいたのには個人的に少しニヤリ。

どんな人かと言うなら仮面ライダー王陀の人。

マニアックに言えば『超光戦士シャンゼリオン』の主人公だ。主人公なのにマニアックとは…

しかし、俳優は顔とその動きがあってことの役者。声だけの声優とはまた違うものだ。


話がそれてしまったがグランディアⅢの公式サイト 見てテンポ悪いなぁと。

フラッシュを使用する事で情報を多様に見せれるのはいいのだが、

そのためにクリック時のレスポンスが非常に悪くなっているのが気になる。

ゲームもこんな感じでストレスを受けてしまうようであれば今のユーザーにはまず受けないだろうなと。


またPS2ではもはや当たり前な、


3Dにする事で2Dの魅力が失われている


というのもいただけない。

せっかくよいイラストが出来上がっているのに、それがゲームに生かされていないのだ。

どいつもこいつもポリゴンで丸く表示されればいいってもんじゃない。

おかげで印象が薄い。


販売店としては売れて欲しいタイトルだし、

それなりのビッグタイトルだが入荷はやや押さえ気味にせざるをえないだろう。

GTAに関する販売店の対応と次回作の発表

カプコンが日本でのGTAの次回作の発売を決めました

PS2用に開発されているという事ですがハードは未定のままです。

有害図書指定の問題もあってカプコンよりもハードを展開するSCEの審査(CEROは?)が慎重な状態なようで。


現時点での発売予想は今秋10月あたりと思われますが、

先月行われたE3でのPS3でのメタルギアのデモは『PS2用の開発で行った』という事もあり、

PS3、X-BOX360°あたりの次世代機での発売の可能性がなくもないような気もします。


さて、たちまち指定が決まった神奈川県の店側の対応ですが県の説明会が行われた ようです。

実際にこの説明会に足を運んだ方が身近にいませんのでなんとも言えませんが、

県側の説明が


『指定は県青少年保護育成条例に基づく基準で決めた』


だけでは絶対に理解は得られないでしょうね。

その育成条例の基準とはなんなのか?

結局のところ、どう悪影響に繋がるかを具体的に説明しないとどうしようもないでしょう。


なにはともあれ、販売店の抵抗でこの決まりが反故されれば、

今回の事がいかに周囲の理解を得ていないという、

民主主義の基本から逸脱している事を証明するでしょう。