レビュー シヴィライゼーションレボリューション(X-box360版) | テレビゲームのソムリエになりたい - yzxのつぶやき

レビュー シヴィライゼーションレボリューション(X-box360版)

自分のゲーマーズポイント 年末年始の帰省で購入した

360版のシヴィライゼーションレボリューション。
画像のとおり、二週間ほど前に実績は全て解除。
なので、の久々にレビュー。

※私の箱○はネットに繋げてないので、マルチプレイ等に関するレビューはないよ。



その前の事前情報としてのポイントは下記。
・1作目は1991年PCゲームとしてマスクロブース社より発売(海外)
・ゲームデザインはシド・マイヤー
・内容はターン制のウォーシミュレーション。
・文明を築いて勝利を目指すゲーム。

基本的な勝利条件は
・他文明を滅ぼす(制覇勝利)
・文明を発展させて一番最初に宇宙移民を成功させる(科学勝利)
の二つ。レボリューションでは、それに加えて下記の二つを加えた、全部で4つの勝利条件がある。
・20000G以上のお金を貯めて一番最初に世界銀行を作る(経済勝利)
・文化遺産と呼ばれる建造物、偉人を定住させる、他の都市を文化転向による手に入れる
 上記3つを合わせて20以上所有し、一番最初に国際連合を作る。(文化勝利)

ゲームのおおまかな流れは単純。
都市を作る。

都市は、毎ターン食料、生産力、交易(科学またはお金)を生産するので
そこから、建造物作ったり、軍事ユニット作ったり、
都市を建造できる"開拓者"というユニットを作って次の都市を作る
(以上、それらを繰り返して勝利を目指す)

パラメーターの解説。
食料  … 一定量貯まればその都市の人口が増え、
     その都市が生み出す食料、生産力、交易の数を増やすことができる。
生産力 … 建造物またはユニットを生産する速度に関わる。生産力が高ければ都市の発展も当然早い。
科学  … 一定量貯まることで、テクノロジーを得る事ができる。
     テクノロジーってのは、アルファベット、青銅器(の技術)、陶器(の技術)を示し、
     アルファベットがあれば図書館(科学の生産量を増やす)、

     陶器があれば穀物倉庫(食料の生産量を増やす)といった具合になる
お金  … 生産力を補える。あと○ターンで図書館が建造できる時に、お金があれば即座に建造できたり。
     他の文明からテクロジーを買い取れたり。
     レボリューションでは各都市ごとに生産する交易を科学かお金のいずれかを選択する。
     (一つの都市で両方は選択できない)

なお、ゲームの舞台となる全体マップは"はじめから"の選択時に自動生成され、
プレイヤーの都市・ユニット周辺以外は霧に覆われ、全体を確認することはできない。
このため、どこに他文明がいるか分からず、このゲームには通常のウォーシミュレーションに加えて、
"探索する"という面白さを兼ね備えている。

ただし、ケームの進行途中でマップが自動生成されることはなく、1プレイ中のマップは固定となるため、
途中でセーブしておけば、いくらでもやり直しは可能。


・・・事前情報としてはこれぐらいか?
かなり多いとは思うけど、それらが基本システム。
このシステムを理解して"面白そう"と思う人には容赦ない面白さがありますよ。
(シド・マイヤーがこのゲームで多くの廃人を生み出してしまい、嫌われたゲームデザイナーとまで言われるぐらいに)


ここから、ようやくレビュー。
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書いてるうちに面倒になってきたので箇条書き。

・X-box360゜のゲームですが、ハードディスクにインストールしてのプレイはできません。
・本体はかんたんにうるさくなります。(負荷はかなりあるらしい)
・1プレイは早くて4時間。基本は6時間~10時間ぐらいと生成されるマップ次第で結構ブレます。
・序盤は快適。
・終盤は、"ターン終了"のコマンドが任意で選択できないため結構めんどい。
(動かせるユニットがいない時に"ターン終了"というコマンドが表示される)

・動かせるユニットがいても"ターン終了"と表示されることも多々あるので注意が必要。
・3Dモブキャラの表示をOFFにできず、それを表示しようとする処理の点で止まることが度々ある。
・止まっても放っておけば、ちゃんと動き出す。
・自分の総プレイ時間は150時間程度。うち、完全なフリーズは2回ありました(2回ともレッドリング・オブ・デス)。
・終盤の航空機ユニットによる戦闘は負荷が大きいらしいく、本体がたびたび唸る。

・戦闘アニメーションの時に、たまに戦闘せずににらみ合いを続ける場合がある。
・上記の場合でも戦闘は一定時間で強制終了し、戦闘結果は明暗がハッキリでるので進行の上では問題はない。
・操作性については360用の独特な操作感があって、慣れるまでは問題あり。慣れさえすれば問題なし。
・シレンのナナメ操作とかがアウトとかいう人には無理。
・面白いことは間違いない。

・PS版の1作目は基本的に3つ~4つ程度の都市を作ると、たいてい他文明とぶつかるため、そこから戦争って感じでしたが、 レボでは2つ目の都市を作ったあたりで他の文明とぶつかるので開戦が早いです。
・軍事ユニットをいくら作っても、維持コストがかからない。
・科学よりもお金がモノを言う。
・戦闘前にセーブ→負け→ロード→戦闘 をしても結果は同じ。セーブ時に内部の乱数もセーブしてるらしい。
・乱数は、ユニットの戦闘順番を変えたり、都市でユニットか建造物を緊急生産したりすると変わるみたい。結局はそれで調整できる。

・3Dのモブキャラ表示のオフ、助言の完全オフ、戦闘アニメーションのオフの機能さえあればもっと快適だったハズ。
・自動カーソル移動が3Dだと、少しうざったく感じる。
・X-box360゜の中では貴重な"腰を落ち着けてプレイできるゲーム"であることには間違いないと思う。
・ダ・ヴィンチの工房(ユニットがクラスチェンジ)は敵が使うと面倒なので、自分で建設しとく。単なる戦士が戦車になるとはねぇ。
・偉人で2人目の建築家が登場したら、お金を生産してる都市で"トロワの交易市"を即座に作ると楽。

・シヴィロペディア(ゲーム内辞典)には結構詳しい情報がある。
・シヴィロペディアには貴重な動画があったりする。
・シヴィロペディアの一部には1回目は日本語が表示されるけど、2回目に表示すると英語で表示されるという微妙なバグがある
 (某偉人の項でたまたま見つけた)

レビューはこんな感じか。
事前情報より行数短いですが。